不思議だらけカブトムシ図鑑の紹介
こんにちは!
昨今、世界はイケメンや美女で溢れています。
テレビをつければあらイケメン。
雑誌の表紙はナウいギャル。
美少女たくさんAKB。
スポーツ選手もクールガイ。
僕もまたイケメンの端くれとして、
日々周りの人々の幸せに貢献しています。
ところで、あなたはイケメンとは何かをご存知ですか?
僕は先ほど意味を調べたので、ここで共有します。
「ルックスのよい男子。容姿がイケてる男性。すなわち、イケてるメンズ。(以下略)」
実用日本語表現辞典より
つまり、すべてのイケメンは、男性なのです。
そして、全ての男性は
恐竜と虫とはたらく乗り物のうちの
どれかが好きだった時期があります。
ちなみに僕は、全部好きでした。
そんな男子の3大好物の中でも特に身近なものは、虫。
その中でも特に人気があるのはカブトムシでしょう。
また、男性だけでなく女性の方の中にも子供の頃にペットとして飼っていた方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな日本のアイドル昆虫カブトムシについて書かれた本、
「不思議だらけカブトムシ図鑑」を紹介します。
厚み感もわかるように、斜めからの写真もどうぞ
著者の小嶋渉さんは、山口大学の先生です。カブトムシの行動や生態に関する研究を行っている、正真正銘の専門家です。
名前に図鑑とあるから、
「いろんな種類のカブトムシが載っているのかな」
って印象を持たれるかも知れませんが、そうではありません。
この本で取り扱うのは、ほとんど日本の「カブトムシ」1種類のことだけです。
学名は「トリュポクシルス・ディコトムス(Trypoxylus dichotomus)」というそうです。
トリッキーな必殺技みたいでかっこいいですね。
みなさんも子供の頃に読んだ虫の図鑑などで、
「カブトムシは夜行性で、昼は土の中にいる」とか
「オス同士が餌場やメスを争ってケンカをする」とか
「クヌギやコナラの木の樹液を食べる」などの
カブトムシ情報を持っているかと思います。
これらについて、
今までの図鑑で得た知識よりもより深い知識や
最近の研究で分かったことについて、
素人にもわかりやすいようにたくさん書かれています。
なぜ、日本にはたくさんの種類のクワガタムシがいるのに、カブトムシの種類は少ないのか。
大きなカブトムシはツノもすごく大きいのに、小さいカブトムシのツノは体に対してさらに小さいのはなぜなのか。
動けないカブトムシのサナギはどうやって身を守っているのか。
僕は小学生の頃にカブトムシをペットとして飼育していましたが、
ただ飼っているだけでは知らないことだらけだったと思い知らされました。
日本男児に生まれたのなら、きっと楽しめる一冊かと思います。
今は思いっきり冬ですが、暖房をつけた部屋でこの本を読んで、
楽しい夏休みを想像してみてはいかがでしょうか。
では、